2007年05月31日
お盆の由来
もう1月半もすると早い地方では7月15日がお盆です。お盆のことを今日と次回にわたって書き込
みたいと思います。
お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」といいます。古代インド語のウラムバーナ(はなはだしい苦
痛、さかさづりの苦痛)が語源です。由来として「仏説盂蘭盆経」は次のように伝えています。
お釈迦様の「十大弟子」の一人である目連尊者(もくれんそんじゃ)は、亡き母が地獄の餓鬼道に落
ちて、さかさづりの苦しみを受けているのを神通力によって知りました。
そこで、お釈迦様にいかにすれば母を救えるかを尋ねたたところ、「夏安居(げあんこ)」という僧侶の
就業期間が終わる7月15日に、多くの僧たちに食物を施し供養しなさい」とおっしゃいました。
教えのとおりしたところ、亡き母は餓鬼道から救われたということです。
Posted by お地蔵さん at 23:20│Comments(0)